ドラゴンクエストは、旧エニックスが開発したテレビゲームです。
既に30年以上もの歴史が存在するゲームであり、今でもあらゆる世代から大きな支持を集めている背景があります。
では、なぜこれほど長年において大ヒットを記録し続けているのでしょうか。
これには、ドラゴンクエストが全世代に愛される3つのポイントが存在するからに他なりません。
わかりやすい世界観
まず、わかりやすい世界観です。
近年では、ゲームを開発するときに悪い魔物や相手をやっつけて世界を救うというテーマにしているものが非常に多い傾向があります。
実は、こういったプラットフォームを最初に作ったのがドラゴンクエストという作品です。
このゲームが画期的であったのは、明らかに悪いと思われる敵を準備しておいて、それをプレイヤー自身が主人公として打ち倒すことによって世界平和をもたらすという大きな目的があった点です。
それまでのジャンルは、インベーダーゲームのように、アクション性や操作性を重視した感覚的にも楽しむことができるゲームが数多く準備されていました、しかし、こういった自らが主人公となって悪を討伐するという物語が全くなかったので、そういったシステムを導入したドラゴンクエストは画期的なゲームとして受け入れられました。
この傾向は、現代においても全く変わっていません。
現在、このシリーズは11作まで続いていますが全てのシリーズに共通して世界を陥れる巨悪を打ち倒すというテーマで作られています。
そのため、昔からずっとやっている人も、初めてシリーズをやった人でも非常にわかりやすくて入りやすい状態になっているのです。
だからこそ、子どもも大人も受け入れやすいゲームとして伝説になっています。
シリーズが実は裏では繋がっている
そして、大きなポイントとしてシリーズが実は裏では繋がっているという点も見逃せません。
実は、ドラゴンクエストは1作ずつで完結しているわけではなく、裏に大きなテーマがあってどこかで話が繋がっているという裏設定が存在します。
しかも、この裏設定を知らなくても新規のゲーマーが楽しめるように開発されていますので、古くからやる人も新しくやる人もどんどんその話に引き込まれていくという特徴が存在するわけです。
例えば、一番最初に作られたシリーズはロトシリーズと言われているもので、実は3作目までずっと話が続いています。
そして、4作目から開発された天空シリーズも実は6作目まで裏で話が続いている設定になっているのです。
ただ、上記のように話が続いているからといって全シリーズを購入しなくてはいけないわけではなく、きちんとそれ単体で楽しめるように作りこまれています。
だからこそ、どのシリーズから入っても面白いという画期的なゲームになっているのです。
実際に、最新の11作目も裏で繋がっているので非常に面白いです。
魅力的な敵キャラクター
そして、最後のポイントになるのが魅力的な敵キャラクターです。
ドラゴンクエストが最も素晴らしいのが、実は敵キャラクターに焦点を絞った物語も多く存在するという点です。
その時点では全くどういった人物かわからなくても、物語を進めていくうちに正体がわかっていき、何を考えて生きているのか、悪いことをしているのかがわかってくるところが非常に面白い点です。
しかも、そのスケールが非常に大きいものも多く、カリスマ的な人気を誇っていいる敵キャラクターも登場している現状です。
反対に、単純ないわゆるモブモンスターの中でも愛着のわく生き物が多く、そこから虜になってしまう人も少なくありません。
まとめ
代表的なものでは、スライムが典型です。
一度目にすると忘れられないキャラクターが非常に多く、しかも自分が主人公として行動をしているのでどんどんのめりこんでしまう魅力がこのゲームには存在します。
